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これは新しく立ち上がったドローン検定協会が主催するものです。海外ではドローン操縦の免許制が実施されている国もある一方で、例の首相官邸事件の以前は野放し状態だったこの日本で、いち早くドローンに関する技能を証明する手立てを作ろうとした同協会の理念には賛同します。ドローンは安価になって誰でも入手できるほど身近になりましたが、ビジネスとして運用するのであれば機械・電気・電波・航空などの工学の知識を始め、気象・法律など幅広い知識が必要になります。その点で浅くとも最低限の知識を有しているか、自身の確認と他者への証明ができる手段があることは大事なことだと思います。
実際に会場に行ってみると受験者は10名程度、試験の内容は第1回のプレテストとほぼ同じ内容でした。正直なところ、プレテストということでまだそこまで力を入れていないのか、第1回の内容に対してほとんど変更がないまま出題されたのは少々残念でした。出題範囲が広い分、出題のバリエーションを広げることで協会の実力を示すことができたのではないかと思います。
私が所属しているいくつかのドローン関連の組織でも、検定を実施する動きがあります。何年もドローンに取り組んでいるエンジニアや航空関係の専門化が実施する検定がどのようなものになるか、確かめてみようと思います。ドローンに興味がある方はこのような検定を受けてみることをおすすめします。

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