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2日目朝にパルシェ香りの館を出発して、私が拠点としている淡路島マンモスへ移動して、フィールドで実演。前半はサーモグラフィーカメラによるソーラーパネル点検の実演とSKY LINKさんによる最新ドローンのデモンストレーション。

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テントとテーブル、ディスプレイを設置。フライト中の映像をそのままシェアできるように。

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ドローンに搭載したZenmuse XT-R(サーモグラフィーカメラ)でソーラーパネルを撮影するとこんな感じになります。実際は太陽の照り返しやカメラの焦点距離を考慮して飛行高度やカメラの角度をアジャストしていきます。異常があるところは明確に周囲と温度差があることが画面上から判断できます。詳細は判定には技術を必要とします。

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好天に恵まれました。風もほとんどなく、良いコンディション。

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ウワサのMAVIC。Phantomよりさらに小型で、折りたたむと驚きのサイズに。これは海外を含む移動が多い研究者や旅行者には最高でしょう。もっと小型のものもこれから出てくるのではないでしょうか。

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フライトは安定そのもの。この重量でどれくらい耐風性能があるのかは気になるところ。

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測量で使う機材の解説も。

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変わっては大型のMatrice600. D-RTKという高精度な測位システムを搭載した最新ドローン。

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機体が大きいとフライト前のキャリブレーションも大変!二人がかりでやります。

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あれだけの大きな機体が目の前で空に浮くと、それだけで見とれてしまいます。

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ここで徳島大の三輪先生がVTOL(垂直離陸型)の固定翼ドローンを出してこられた。調整中だというが、ホバリング程度まで見せてもらえることに。プロペラの角度が変わる機構がカッコイイ!

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二重反転プロペラ✕3セットで見事浮かびあがった。これで水平飛行に移行するところをみてみたい!

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photo by Jinichi Segawa

ランチをとって午後の部は谷へ下りていくことに。ドローンのハードケースは結構大きくて重いので人力で運ぶのは大変。下にはクルマで行けないので、農業用のカートを使ったところ調子が悪くてちょっとした坂が登れない!すぐさま何人かが集まって力添えしてくれたおかげでピンチを乗り越えられた!

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淡路島マンモスの広場は開拓中なのだが、直前に草刈りをしたのと、田んぼの刈り取りが終わったことで広く使えることに。積み重なった稲わらと大きなインディアンティピと池の脇という不思議な環境。誰にも迷惑をかけずにドローンを飛ばせるし、実験ができる。離発着はヘリポートやコンパネがあるので問題なし。

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上の駐車場からイスやコットを運搬してきたので、あっという間にリラックススペースが完成。ワイルドだろぅ?

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ドローンスクールをハシゴしてきた谷口さんの設営による、技能講習スペースも完成。GPSを使わないATTIモードで規定のルートを規定の動作で運航する練習をしました。

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地球研渡辺さんの自作のジンバルや機材が紹介されました。

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充実した楽しい時間はあっという間!いつもながら質のよいメンバーがあつまり、質のよいワークショップができるのは、ド研創設者の渡辺さんと益田さん(今回はインド出張とバッティング。。)のおかげです。ありがとうございました。

今後淡路島マンモスにおいて、フライト練習や実務に役立つ訓練(オートパイロットやリモートセンシングなど)ができるようなフィールドをオープンする予定ですので、追ってお知らせいたします。

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